牛渕ふれあい市民農園のきゅうり栽培は2つの方法で!

夏野菜の定番の一つは、きゅうり栽培です。市民農園では、2つの育て方で行なっています。一つは、生殖成長栽培、もう一つは栄養成長栽培です。何か言葉は難しそうですが、こんなやり方です。

生殖成長栽培は、きゅうりの親蔓はどんどん上に伸びながら実を付けます。親蔓が背の高さを超えたら、親蔓の先をカットします。するときゅうりは、子孫を残そうと、親蔓から分岐した子蔓を沢山出すので、この子蔓をカットして孫づるを伸ばします。そうすると孫づるに実が付きますが、この方法では、短期間に一つの苗から100本位の実を収穫する事も可能ですが、早く枯れてしまいます。

これに対して栄養成長栽培は、親蔓が背の高さまで行ったらカットしないで、蔓を誘引クリップと言うもので支えて、背の高さになったら、このクリップで親蔓全体を下げていきます。これを繰り返します。子蔓が出たらカットして、親蔓が伸びて行くまで親蔓で実を収穫します。沢山の実は収穫出来ませんが、きゅうりの寿命が長く少しずつ長い期間収穫出来ますから、家庭菜園には適しています。私は、昨年は生殖成長栽培だけでしたが、沢山のきゅうりを収穫しましたが、やはり早く枯れてしまったので、2回植えて秋まで収穫しました。今年は、栄養成長栽培も行っているので、結果をご報告したいと思います。

 

 昨年の「生殖成長栽培」              今年の「栄養成長栽培」 

蔓は沢山、実が沢山付いています。        蔓は、苗一個に一本だけです。